6月22日23日 帰省
- 2025/06/26
6月22日
いわき。実家。暑かった。いわきもこんなに暑いなんてな。田植えが終わり、緑が眩しい。父と母と話す。祖母の兄妹の話など。新聞に掲載されていた数字パズルの練習問題に手をつけてみたが、全然わからない。数独ともちょっと違うルールのパズルなのだか、何度数字を当てはめてもうまくいかない。修正液で何度も数字を消してはまた書く。えんぴつに切り替え消しゴムで消していたら紙が破けてしまった。チラシの裏にパズルを書き写し、さらにチャレンジするも全く解けず。嘘だろ。わたしの必死な姿を見た父が「これは問題が間違えているのではないか」と憐れみの言葉をかけてきた。そんなわけがないものの、父の優しさ。
6月23日
いわき。月一でエッセイを書かせていただいているいわき民報さんに顔を出してみた。受付の女性に「受賞おめでとうございます」と言っていただき、恐縮する。ありがとうございます。駅前の(世界一の喫茶店である)喫茶ブレイクに寄り、お土産にグリルサンドを買う。電車に乗って品川へ。電車の中でもパズルに取り組んでみたが、やっぱりできなかったのだ。消しゴムがちぎれてしまった、そしてチラシも破けてしまった。勿来あたりから取手ぐらいまでずっと考えていた。頭が痛い。家に帰り、夫に相談する。こんなパズルがあったのだが、と。夫はものの5分で解いてしまった。わたしがルールを勘違いしていたのだ。びっくりする。これは、もしやわたしの人生そのものか。さすがにショックだった。
夜、よしながふみさんの「きのう何食べた?」最新刊24巻を読む。泣きながら。長い付き合となった二人に、愛情しかない。ラストがあるならその日まで、読み続けたい。